ALRECO

フィクションです

おすすめの絵本【3】

私の好きな絵本を紹介するシリーズです。

【1】 おすすめの絵本【1】 - ALRECO

【2】 おすすめの絵本【2】 - ALRECO

 

21. アンジュール

道端で車の窓から投げ捨てられた犬。飼い主を探して疾走し、彷徨い、悲しみに暮れ、路頭に迷う。
: 力強い鉛筆デッサンで描かれる物語。文字がないのに犬の表情からありありとした感情が読み取れます。ラストまで目が離せません。

22. うさぎのくれたバレエシューズ

踊りが上手く踊れない女の子。そんな彼女のもとに山のくつやからバレエシューズが届きます。
: 幻想的で夢のような話。夢が覚めた後も桜色のシューズと踊った感覚は覚えていて。挿絵も桜色がぼんやりと光っているようで素敵です。

 

23. 正しい暮し方読本

「正しい買物のしかた」「正しいお箸のもち方」などユーモアに溢れた五味太郎流「正しい暮し方」。
: マナーやルール的な意味での「正しい」ではなく、五味太郎さんによる自由な発想、視点からの「正しさ」が綴られた絵本です。

 

24. からすのパンやさん

森に住むからす一家のパンやさん。沢山の素敵なパンを焼き上げ大盛況です。
: 何といってもページ一面に個性的なパンがずらりと並ぶシーンが素敵です。実は登場するパンのレシピ本も存在していたり。再現してみたくなりますね。

 

25. もりのおくのおちゃかいへ

おばあちゃんの家にケーキを届けに行く女の子。しかし途中で転んでケーキをつぶしてしまう。
: 絵本らしい素朴なお話。白黒で描かれる中の、鮮やかに色付いたケーキがとても美味しそう。動物達のリアルさが少し不気味でこれもまた良いのです。

 

26. いちごばたけのちいさなおばあさん

いちご畑に住むおばあさんは、白い苺の実を赤く塗るのが仕事。ある日、冬なのに苺が実ってしまい...。
: 世界観がとても可愛く、おばあさんが主役というのもまた良いです。季節外れに実った苺の行く末が気になって、おばあさんと一緒にハラハラします。

 

27. いしゃがよい

エンさんが山でパンダの子供を拾い、ファンファンと名付ける。雨の日も雪の日も医者通い。
: 成長した子供が、かつて自分がそうされていたように年老いた親の世話をするという、シンプルな構図だけど愛を感じて泣ける話です。

 

28. いそがしいよる

星空が綺麗な夜。ばばばあちゃんは、外で寝てしまえば一晩中空を眺められると思い付きます。
: シリーズの中でもお気に入りの作品。ばばばあちゃんの型に嵌まらないパワフルなキャラクターがとても魅力的です。ワクワク感がすごい!

 

29. さむがりやのサンタ

12月24日から25日にかけてのサンタさんの大仕事。
: 何といっても絵の上手さ、サンタさんの可愛さが魅力的です。細かいところまで描き込まれているからずっと見ていられます。ちなみに私はサンタさんの生活が垣間見えるパート (特に食事シーン) が好き。

 

30. ふくろうくん

『ふたりはともだち』で有名なアーノルド・ローベルの作品。ふくろうくんが送る楽しい日常。
: 独りぼっちのふくろうくんですが、冬やお月様を友達として楽しい日常を過ごしています。一人でいることの楽しさを教えてくれる絵本です。